今後開催予定のセミナー (Upcoming seminars)
今後のJSMMRセミナーについては、詳細が確定次第お知らせします。
過去に開催されたセミナー (Past seminars)
JSMMRセミナーシリーズ第6回
「混合研究法における帰納と演繹の役割を議論する」
↑セミナーは終了しました。多数のご参加をありがとうございました。
混合研究法は研究対象から量的データと質的データとを収集することもあれば、得られたデータを量的にも質的にも分析することもあります。いずれの場合も、単一の研究において量と質の統合を意図します。また、分析手法や分析アプローチは、研究の目的やデータの性質に合わせて選択され、帰納的あるいは演繹的にデータを解釈することが多いように思われます。単一の研究で異なる分析手法を用いる際、混合研究法においては帰納と演繹のバランスの検討は、混合型研究を実施し報告する上で新たな論点でもあります。そこで、帰納的アプローチの分析方法としてベイズ統計に注目し、混合研究法における応用について議論する場を設けることとしました。
本企画では、大塚先生よりベイズ統計の導入として頻度論との比較からみたベイズ統計の特徴について概説いただき、混合研究法にベイズ統計を用いたときの帰納的推論について話題を提供していただきます。なお、ベイズ統計の数学的理念についての方法論的理解を深めるよりも、参加者とのディスカッションを通して混合研究法の応用や展望について話し合いたいと考えています。
プログラム(予定)
【問合せ先】日本混合研究法学会・コロキウム受付 (Email: jsmmr.colloquium@gmail.com) ★JSMMRセミナーシリーズ第2回『ポジティブ・ディビアンス~ 究極的な(!)実用主義の混合法による課題解決手法』(2018年2月8日開催) 保健分野では最近ホットなキーワードになってきているポジティブ・ディビアンス。 雑誌『公衆衛生』でも「ポジデビ」の連載がされました。 このポジデビは、困難な状況に置かれているにも関わらず、課題を解決したり、健康を 保ったりしている特殊な事例に着目して、課題解決のための新しい方策を発見しようとする、最近注目されている実用主義的な手法です。 世界的に活躍されているポジデビ実践的研究者の一人であるArvind Singhalテキ サス大学エルパソ校コミュニケーション学教授から、ポジティブ・ディビアンスについて ご講演いただきます。 (入場無料、逐次通訳あり) 【開催日時】2018年2月8日(木)19-21時 【場所】えんてつ駅前貸会議室⑤(遠鉄百貨店新館13F) 【講師】Arvind Singhal, Ph.D. テキサス大学コミュニケーション学部教授)、熊本大学など数国に渡る大学の客員教授等をつとめる。専門は社会変革のためのコミュニケーション戦略。米国政府機関、国連機関や世界銀行、フォード財 団、ロックフェラー財団など、多数の組織から支援を 受け世界的に研究を推進。 【申し込み・問い合わせ先】 静岡文化芸術大学 文化政策学部 河村洋子
セミナーの詳細・参加申し込み方法等については以下の案内チラシも併せてご覧ください。 →【案内チラシ】 ※このセミナーは、静岡文化芸術大学河村研究室、浜松医科大学健康社会学講座、 熊本大学、および日本混合研究法学会による共同開催です。 (開催日:2017年11月20日、申込締切:2017年11月19日)←申し込みは締め切りました。 この度、日本混合研究法学会は企画委員会を立ち上げ、 会員の皆さまと共に学び合う機会をつくっていくことと致しました。
記念すべき初回は、 昨年度まで初代理事長をお務めいただき、学会の創設に多大なご尽力をいただきました抱井尚子先生にご講演いただきます。
多くの方々のご参加をお待ちしております。
【講演者】抱井尚子氏(青山学院大学教授、JSMMR初代理事長)
【演題】「混合研究法のこれまでとこれから」
【日時】2017 年11 月20日(月) 16:30-18:00
【場所】青山学院大学青山キャンパス 総研ビル10階第18会議室
→【キャンパスマップ】
セミナーの詳細・参加申し込み方法等については以下の案内チラシも併せてご覧ください。
→【案内チラシ】 |