大会長あいさつマイク・D・フェターズ (ミシガン大学家庭医療学講座教授)第2回国際混合研究法学会アジア地域会議/第3回日本混合研究法学会学術集会の大会長として、立命館大学大阪いばらきキャンパスの最先端の美しい会場で8月4日、5日、6日に開催される学術集会への皆さまのご参加を願いつつ、このメッセージを書かせていただいております。 本大会のテーマは、「変革を志向する混合研究法の実践」(Achieving Transformation through Mixed Methods Research)です。このテーマは、混合研究法が参加型の「変革研究」において、いかに変化をもたらす手段となり得るかという点とともに、哲学、方法論、および方法の次元を通じた質的および量的手順の体系的な統合によって新たな理解を生み出すという点において、本研究アプローチがいかに変革的であるかを強調しています。 ドナ・マートンズ先生(ギャローデット大学)、ジョン・クレスウェル先生(ミシガン大学)、トニー・オンウェノブージー先生(サム・ヒューストン州立大学 / ヨハネスブルグ大学、国際混合研究法学会会長)による基調講演が予定されています。加えて、これらの基調講演者およびマイク・フェターズ・抱井尚子両先生、ロジェリオ・ピント先生、エリザベス・クリーマー先生、八田太一先生、廣瀬眞理子先生、田島千裕先生、河村洋子先生による、混合研究法の様々な話題に迫るワークショップが用意されています。大会2日目には、齋藤清ニ先生を中心とする、事例研究と混合研究法に関するパネルディスカッションも予定されています。 本大会は、初心者から上級者に至るまで、混合型研究を実践する様々なレベルの研究者に貴重な機会を提供します。投稿カテゴリーは、「実施中または計画段階の研究」から「完了した研究」まで、さらには「理論的・哲学的視座」に関する発表と、多岐にわたります。発表者は、ポスターまたは口述の2つから発表形態を選ぶことができます。すべての基調講演には同時通訳が付きます。また、英語のワークショップには日本語のサポートが付き、日本語で実施されるワークショップもあります。 詳細は、http://www.jsmmr.org/conference/jsmmr2017/cfp から、演題募集サイトを御覧ください。なお、投稿に加え、大会参加登録も必要になります。参加登録は2017年4月下旬より開始されます。それでは、大阪で皆さまにお会いすることを楽しみにしております!
第2回国際混合研究法学会アジア地域会議/第3回日本混合研究法学会大会 大会長
マイク・D・フェターズ(ミシガン大学家庭医療学講座教授)
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