2021年10月30日(土) 14:40-15:50 JST
講演 1:
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ジョン・W・クレスウェル氏(Ph.D.)は、ミシガン大学の家庭医療学の教授であり、ミシガン混合研究法プログラムの上級研究員である。クレスウェル氏は、混合研究法、質的研究、研究デザインに関して、数多くの論文と30冊の書籍を執筆してきた。ネブラスカ大学リンカーン校では、クリフトン寄附講座長と混合研究研究法研究室のディレクターを務めた。また、SAGEのJournal of Mixed Methods Research(JMMR)を創設した。ミシガン大学家庭医学の非常勤教授、ミシガン州アナーバーにある退役軍人局医療サービス研究センターのコンサルタントを務めてきた。シニアフルブライト奨学生として2008年には南アフリカに、2012年にはタイを訪問た。2011年には、米国国立衛生研究所の「健康科学における混合研究法のベストプラクティス」に関するワーキンググループを共同で主導した。2013年にはハーバード大学公衆衛生大学院の客員教授を務めた。2014年には、Mixed Methods International Research Association(MMIRA, 国際混合研究法学会)の設立会長を歴任。2015年、ミシガン大学家庭医学科のスタッフに加わり、ミシガン混合研究法プログラムの共同ディレクターを務める。2016年、南アフリカプレトリア大学から名誉博士号を授与される。2017年、アメリカ心理学会の質的・混合法研究に関する「基準」を共著で作成。2018年には「質的探求と研究デザイン」に関する著書(シェリル・ポス氏との共著)が、米国の教科書・学術著者の2018年McGuffey Longevity賞を受賞。現在、日本の芦屋とハワイのホノルルに住居を構えている。 |
2021年10月31日(日) 9:40-10:50 JST
講演 2:
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ミシェル・ニコルズ氏(Ph.D, RN)は、米国サウスカロライナ医科大学の助教で、グローバルヘルスの看護科学者です。看護学博士課程の学生を指導する学術的な役割に加え、米国および世界の低・中所得国の恵まれない人々を対象に、テクノロジー、コミュニティベースの参加型手法、自己管理戦略、混合方法論デザインを用い、慢性疾患、健康格差、医療へのアクセスに取り組む活発な研究プログラムを展開している。 ニコルズ氏は MMIRA 会長であり、サウスカロライナ臨床トランズレーショナル研究所によるコミュニティ・エンゲージド・スカラープログラムのディレクターを務める。また、生命倫理学者としての訓練を受けており、国内外の複数の委員会に参加して、複数の領域や地域における研究の倫理的実施に関する専門知識を提供している。 |
2021年10月31日(日) 11:00-12:10 JST
講演 3:
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ティモシー・C・ゲッターマン(Ph.D.)は、混合研究法を専門とする学際的で応用的な研究方法論者である。彼の方法論の目標は、混合研究法の厳密な方法、特に質的研究と量的研究を統合する戦略を発展することである。米国国立衛生研究所(NIH)から資金提供を受け、医療サービス、コミュニケーション、シミュレーショントレーニングを改善するためのインフォマティクス技術を研究している。また、財団の助成金やNIH 健康科学のための混合研究法トレーニングプログラムを通じて、研究手法の能力開発にも積極的に取り組んでいる。Educational Research: Planning, Conducting, and Evaluating Quantitative and Qualitative Research の第 6 版を John W. Creswell 氏と共同執筆した。 |
2021年10月31日(日) 12:20-13:30 JST
講演 4:
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静岡社会健康医学大学院大学 講師、混合研究法と医療倫理学を担当。2019 年医学博士号取得(京都大学)、博士課程では、がん治療をはじめるためのインフォームド・コンセントの参与観察をおこない、医師と患者の対話の変化を描いた。同氏の学位論文は Journal of Mixed Methods Research に収録された。健康科学、医療社会学、医療倫理、文化心理学の領域に関心があり、量的研究、質的研究、混合研究法を用いる。日本に住む学生や研究者が自分たちの言葉で研究方法論を体得するようになるために、混合研究法の主要な概念を日本に導入している。 同氏は、2015 年より日本混合研究法学会理事、2019 年より国際混合研究法学会理事を務めている。また、Foundations of Mixed Methods Research(C. Teddlie & A. Tashakkori, 2nd. ed., 2008)『混合研究法の基礎: 社会・行動科学の量的・質的アプローチの統合』の監訳者の一人である。 |